近年話題になっている介護脱毛って知っていますか？
いわゆる VIO 脱毛の事なんですが、なぜ介護脱毛と呼ばれるのか。
また、なぜその部分だけを介護脱毛というのか。
などなど、介護脱毛に関わる気になる部分を紐解いていきます！
介護脱毛とは？
介護脱毛とは、自分が介護されるようになったときを想定して、アンダーヘアのムダ毛処理をしておくこと。
脱毛箇所はVIO脱毛と呼ばれる、デリケートゾーンの場所です。
介護で1番大変なのが下の世話です。
では何故、アンダーヘアの脱毛が介護脱毛なのでしょうか。
何故、デリケートゾーンのアンダーヘア脱毛が介護脱毛なのか
介護されるようになると、自分で自分の体が拭けなくなります。
そのため体は、家族や介護者に拭いてもらいます。
足や手、背中などは比較的簡単にふきやすいですが、デリケートゾーンを拭き取るのがとっても大変。
理由は、便や尿のこびりつきや匂い。
介護されるようになるということは、自分のことが自分でできなくなる状態。
トイレに行った時に、自分でちゃんと拭けなくて拭き残しがあったり、パンツに漏れがあったり。
トイレに行けなくなったり漏らすようになると、オムツのスタートです。
オムツをつけていると、すぐに処理できない場合もあり、その場合
- ムレる
- 便がこびりつく
- 匂いがこもる
という事態になります。
便を長時間放置してしまうと、オムツの中で固まってしまい、乾燥してしまうこともあります。
このとき一番ネックなのが、陰毛。
陰毛に便が絡まり、取れにくくなるのです。
また、尿や便が陰毛にこびりついてしまったことで、臭いも発生。
排便の臭いは中々取れません。
尿が長時間デリケートゾーンについていることも、蒸れやかゆみなどの肌トラブルの原因に。
おむつの状態であってもそうでなくても、介護されるようになるとデリケートゾーンを清潔に保つことが一番難しくなります。
拭き取るだけでも大変ですが、ちゃんと拭き取れていないと
- 毛と毛の間
- 皮膚
に排泄物が残ってしまい、そこから炎症や感染症を起こしやすくなります。
また、取れないからといってゴシゴシ強くこすりすぎると、それも肌に炎症が起きる原因となります。
そもそもデリケートゾーンは、普段から空気に触れない場所であり、蒸れやすくかぶれやすい場所。
オムツをつけている高齢者も多く、陰毛が菌の繁殖を増加してしまうのです。
介護されるようになると、お風呂も週に2～３回というケースもあり、そうなるとニオイやムレは更に倍増。
このような介護に直面した女性達が、同じような思いをしないために VIO 脱毛をするようになりました。
その目的が【介護の負担を減らすため】というものであったため、介護脱毛と呼ばれるようになりました。
NHK で介護脱毛について特集されていた！
介護で一番大変な下の世話。
それを少しでも改善される『介護脱毛』はNHKNHKでも取り上げられ、話題になりました。
多くの脱毛クリニックでの統計では、
2010年から2019年にかけて、45歳以上の介護脱毛をする人が、約23倍増えた
という報告や
40～50代の女性にアンケートを取ったら、介護脱毛をしたい人は半数以上
という結果になったというクリニックもあります。
40代以上の人が自分の親を介護したことで、陰毛によって体を清潔に保つのが難しいという問題に直面した人が多かったそうです。
そのため
「自分が介護される側になった時のために、アンダーヘアはなくしておこう」
という人が増え、それが介護脱毛と呼ばれるようになりました。
介護脱毛をすると何が変わるの？
介護される側
介護される側は、
- デリケートゾーンのムレやかゆみを防ぐことができる
- デリケートゾーンを清潔に保てる
- 不快感が減少
という風に変わります。
毛がない事で、衛生面でも清潔になり、かゆみなどの肌荒れもなくなり、ニオイも軽減します。
尿もれ等のニオイは仕方ありませんが、処理もしやすいのでお手入れが簡単。
介護する側
- 介護しやすい
- 精神的負担が減少
介護で1番大変なのが、お風呂に入れたり拭いたりすること。
毛がない事で拭き取りやすくもなり、介護側の負担が減ります。
通常の拭き取りも、以前と比べて拭きやすくなるので、精神的にも負担が減ります。
介護する側からは、
- 「アンダーヘアがあることで、排泄介助が大変」
- 「便が陰毛について取れない」
- 「拭いてもニオイが取れない」
- 「陰毛についた便を取ろうと強めにこすると、肌が荒れる」
- 「ゴシゴシこすると、介護者からクレームになる」
との声も多く、陰毛が介護にはとても邪魔であることも認証されています。
それが介護脱毛で解消できるとなると、介護する側にとっても、とても嬉しいことであると言えます。
介護脱毛をする年齢層
介護を目的に脱毛する人たちの年齢層は、40〜50代が最も多いと言われています。
その理由は、自分の親を介護した経験がある人が多いからです。
また子育ても終わり、金銭的にも余裕ができるのも、40〜50代。
ただし、40代から50代の中年期は、白髪も増える時期。
脱毛は、白髪だと抜けない機械もたくさんあるので、介護脱毛できるクリニックが限られてきてしまいます。
そのため、介護脱毛の推奨年齢は30代前後とも言えます。
まとめ
年を取ると、排泄関係が緩くなります。
介護まではいかなくても、ちょっとした尿漏れや粗相をした時、毛がないことで自分でも清潔にしやすいです。
ムレやかゆみが減ると、不快感もなくなります。
介護だけを目的とするのではなく、生きていく上でも VIO 脱毛おすすめです！
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