少しの間でいいから子供を見ていてほしい。
泣いてばかりいて、私ではどうしていいのか分からない。
子供ができると幸せもつかの間、そんな風に思うことも多々ありますよね。
スマート生活が進んでいる中、子育てもスマートに、ママのストレスを軽減するために開発された子育てロボット【ChiCaRo】が誕生します。
これで子育ても楽にできるかも?
料金やシステム、子育てロボットは今後需要が高まるか、など紹介します。
未来の子育てはロボットになるかも⁉
ロボットの進化、止まらないですよね。
ロボットが進化しているというよりは、ロボットを動かしている人工知能 AI の精密度が昔と比べて遥かに高くなっています。
お掃除ロボットを始め
- 家電ロボット
- ペットロボット
- ペッパー君
など身近にロボットの存在を感じることが増えました。
見守り機能がついたペットロボットは、すでに開発されていますね。
でも、見守り機能がついたロボットは、子供と一緒には遊んでくれません。
子供が一人の時の画像をパパやママに見せるだけ。
それでは、子育てにはなりません。
子育てはやっぱりあやして、遊んでもらわないと。
ただ、子育てになると感情を伴うので、AIには難しいとの声も多く、実際にはAIが感情を持つのはまだまだ先のことになるとまで言われています。
それが2020年に、とうとう子育てロボットが誕生したのです。
でも、どこまでサポートしてくれるのか気になります。
もし、この子育てロボットが感情を持って、子供と一緒に遊んでくれたり、泣きやましてくれたら、それこそ未来はロボットが子育てする時代になるでしょう。
一体どんなロボットなのか、詳しく説明しますね。
子育てロボット【かぞくでChiCaRo(チカロ)】の詳細
ChiCaRoは、0から3歳までの乳幼児対象に、子育てしてくれるロボット。
ご飯を作ったり洗濯物を干したり掃除をしている間、ChiCaRoが子供の相手をしてくれます。
- 追いかけっこ
- おままごと
- かくれんぼ
などの子供が一番喜ぶお遊びを始め、普段会えないおじいちゃんおばあちゃんとの対面や、忙しいパパとのコミュニケーションも可能。
おじいちゃんおばあちゃんなど、一緒に住んでいない祖父母との通信はタブレット。
画面を通して、遠隔操作で子供をあやしてもらえます。
普段なかなか孫の顔を見せれない場合は、おじいちゃんおばあちゃんも嬉しいはず。
また、子供もじいじとばぁばの顔を覚えやすく、コミュニケーションもより深く取れます。
ChiCaRoの目的は「みんなで子育てできる環境づくり」
ご飯の準備や家の中の片付けに追われるお母さんは、毎日大忙し。
子供の面倒は見たいけど、家事もしなくちゃいけないし…
せめて家事をしているだけでいいから、誰か子供の面倒見てくれないかな~
という時のお助けロボットチカロが、一体何をしてくれるのかはこちらの動画でどうぞ^^
開発したのは、電気通信大学。
チカロを作った理由として、開発者自身が一人での子育てに不安を抱いて、辛い時期もあったからだと言います。
近年、ママ一人で子育てすることが多く、育児に不安や負担を感じている親がなんと7割もいると事実が発覚したことから、
「家族みんなで助け合おう!」
という思いで、遠く離れた祖父母との連携を図る「遠隔共同子育て」を目指しました。
一昔前まで
- おじいちゃんおばあちゃん
- お父さんお母さん
- 兄弟
がひとつ屋根の下に暮らすことは当たり前の世の中。
ママとおばあちゃんがご飯を作っていたら、子供はおじいちゃんの所へ。
パパが仕事が忙しくても、ママだけでなく、おばあちゃんも兄弟もたくさんいる中、大勢での子育てが行われてきました。
例えると「サザエさん」の一家。
あんな一家だと、子供も生き生きと育ちそうです。
でも時代は進み、共働きが増えました。
ママの負担は更に増えて、不満も爆発寸前!
仕事もして、家事もしてるのに、子育てもしなくては…
精神的に追い詰められる人が多い中、それを解消してくれるロボットがチカロです。
重要なのは、叩いても押しても衝撃に強い!というところ。
とにかく丈夫です。
子供は、何をしでかすか分からないので、衝撃に強いのは安心です^^
あと、個人的意見ですが、3歳までじゃなくても小学生でもめっちゃくちゃ楽しめると思います!!!
明らかに9歳の息子ははしゃぎそう!(笑)
小学生の男の子は、本当に何をしでかすか分からない(笑)
そんな年齢の男子には、頑丈なチカロはもってこい。
もっと凄いのが、保育士や小児科と繋がれること。
2021年搭載予定なのでまだ使えませんが、子育てのプロに何かあった時、すぐに相談できるのはかなり有難い。
更に同じ2021年には、チカロに搭載されているAIが写真を撮ってくれます。
つい写真を撮り忘れた、なんて2番目以降の子供に多いですが(笑)
大切な一瞬をAIがキャッチしてくれるかも。
2022年には、画像から子供の普段の行動を見て、その子の性格や好みを判断する技術を搭載予定。
では気になるチカロのお値段は?
チカロの価格
1ヶ月ごとの料金になり、3つのプランがあります。
- プランA:5,800円
- プランB:9,800円
- プランC:14,800円
意外とお手頃価格。
詳細はこちら。
- プランA:アカウント2名まで
- プランB:アカウント5名まで
- プランC:アカウント20名まで
アカウントとは、使う人の人数。
遠隔操作で接続する家族が例えば
- ママ
- おじいちゃんおばあちゃん
の2家族だったら、アカウント2名。
- ママ
- パパ
- ママのおじいちゃんおばあちゃん
- パパのおじいちゃんおばあちゃん
だったらアカウント4名となります。
要は一台のタブレットに1アカウント、という認識です。
支払方法
クレジットカードのみ
チカロはレンタル?買取?
チカロは買取ではなく、レンタルサービスです。
買取は今のところ、できません。
チカロの申し込み方法
残念なことにすでにキャンセル待ちとなっているので、すぐに申し込みはできません。
※キャンセル待ちとなります。
料金も安いし、働いているママさんも多いから大人気なんだね!
解約したい場合は?
子供が全く興味を示さないことも考慮して、最初にレンタルする期間を選べます。
そこで短めに設定しておくとよいかと思います。
途中で壊れたら?
無償で1回のみ交換可能。
未来の子育てをAIがすることで生まれるメリットとデメリット
未来の子育ては今後AIがするようになるかどうかについては、私はするようになると思います。
理由は、「子育てはママがしなくてはならない」という昔ながらのの概念は、もはや消えつつあるからです。
その中でも、働いているお母さんがとにかく多い、ということ。
そこに加えて、AIがどんどん進化していること。
今、少子化が問題になっていますよね。
その為、国は保育園の料金を無償にしたり(3歳からですが)
中学でも就学支援を設けたり、高校も無償化にしたりと、親が子供を育てやすい環境を設定して、未来の日本を支える子供を増やしたい方針です。
小学校からはプログラミング教育も始まり、大学受験にまでプログラミングが適用されようとしている中、子育てそのものが辛いというママが増加中。
その理由の一つとして、働くママが増えたからだと個人的には思っています。
私もそうですが、働きながら子育てと家事を両立するのは、結構きついです。
お金に余裕があるなら、夜ご飯の準備や家事をしてくれる家政婦さんを、毎日お願いしたいくらい。
実際にお願いしているママも多いです。
ベビーシッターさんに預けている人もいますし、近くにいるおじいちゃんおばあちゃんにお願いしている人も多々。
そこまでして働く理由は二つ。
- 家計の経済的にママも働かないと生活できないから
- 社会と切り離されたくなくて働き続けたいから
どちらも理由も、
- 夫婦間でのやり取りで決まったこと
- ママが強引に決めたこと
などそれぞれありますが、どちらにしても、ここに子供がいると結構な重労働になるわけです。
ワーキングママの悩みは常につきず、自分の休む時がないと嘆くママ急増中。
その場合、ママはどうしてもイライラします。
時には、子供に当たってしまうかもしれません。
怒られた子供は行き場をなくして、心を閉じ込めてしまうかもしれません。
しかし、チカロのような子供の遊びをいれつつ、本物の人間と会話することで、子供は喜び、ママは家事に集中できます。
そうなれば、家族の間に笑顔も増えます。
思いやりの心も生まれて、助け合いの精神も出てきます。
子育てロボットがいることで、夫婦仲も良くなるし、子供も泣きわめくことも減るでしょう。
そして現在急激に進化しているAI。
これが輪をかけて、ロボットが続々と誕生。
今はチカロしか子育てロボットがいませんが、この先もっと開発されると思います。
但し、問題点もあります。
心のないAIには子育てができないということ。
AIとは人工知能のことですが、本来人工知能とは、人間と同じ脳をもつ知能のことを言います。
そこには感情が必要ですが、今現在あるスマート家電やスマートウォッチは、本物のAIにまで達していません。
質問に答えることはできますが、人間のように感情で表現したり、答えたりはできないんです。
今回開発されたチカロは、画面におじいちゃんおばあちゃんやパパなど、向こう側に人間がいて、遠隔で操作してくれているので、まるで人間のように動けるのです。
しかし、これがAIだけだと
- 追いかけるにしても違う方向に行ってしまったり
- 会話ができなかったり
などの不具合も今のところは生じます。
チカロはチカロで、おじいちゃんおばあちゃんも孫の成長が常に見れるので、喜んで参加するとは思いますが、人間が完全にノータッチの子育てロボットが開発されると、一気に需要が高まるのではないかと予測します。
まとめ
未来の子育て、って書くとなんかワクワクしますね(笑)
未来は、子供たちも小学生ぐらいからスマートウォッチを持って、友達と連絡を取り合ったりするのでしょうか。
でも、逆を返せばスマートウォッチで自分の体調の管理をさせれば、若いうちから健康管理ができるようになるかも。
若者はジャンクフードを食べがちなので(美味しいけど笑)
体に良くないものを食べようとしたら、警告のアラームがなったり、すぐにカロリー表示が出ると子供ながらに意識高い君になる可能性大。
そうなると、小学生でも自分の管理ができるようになり、子供の自立も早まるのかもしれません。
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