昆虫食がかなりブームになってきましたが、そうなってくるとその辺の公園や川にいる虫を捕まえて食べてもいいんじゃないの?
という結論になる。
でも待って。
素人判断では怖い【絶対に食べてはいけない昆虫】が存在する。
今回はその「人類が食してはいけない昆虫たち」と「食べてはいけないお勧めできない人」をテーマに紹介します。
昆虫食で食べてはいけない虫27選と状態
田んぼの近くで採った虫
畑や田んぼでは、農作物を虫から守るために農薬をまきます。
その農薬が、昆虫の体に残留してる可能性があります。
そのため田んぼや畑の近くで取った虫を食べることで、人間の体に農薬を取り入れてしまうことになりかねません。
毒を持っている虫
- アオカミキリモドキ
- アオバアリガタハネカクシ
- アサギマダラ
- イラガ
- オオゴマダラ
- オオスズメバチ
- カバマダラ
- キョウチクトウスズメ
- ゲンゴロウ
- ゴミムシダマシの成虫
- セアカゴケグモ
- セイヨウミツバチ
- チャドクガ
- ツチハンミョウ
- マメハンミョウ
- ヒアリ
- 桜ゴマダラ
元々毒を持っている虫、毒を持った植物を食べる虫が上記の虫です。
アオバアリガタハネカクシは触れると、皮膚炎になります。
イラガは、強い毒性を持っています。
但し冬以外。
越冬蛹の時期だけ無毒。
オオスズメバチは、捕まえるときに困難なだけでなく攻撃性が高い。
持っている毒も強いです。
ゲンゴロウを食べると筋肉が発達しすぎるという症状が出ます。
理由は、ゲンゴロウの中にステロイドが含まれているからだそう。
女性は
- 声が低くなる
- 体毛が濃くなる
- 禿げる
などの症状が出るので要注意。
また、子供も金に気が付きすぎて成長阻害になる可能性も。
ゴミムシダマシの成虫は毒が発生します。
食べると
- 急性中毒性
- 発がん性
- 催奇形性
の症状が出ると言われています。
但し、ゴミムシダマシの幼虫は「ミールワーム」と言って、今昆虫食で最も注目されている昆虫(というか幼虫)
その栄養は、カリウムなどのミネラル、不飽和脂肪酸など優れている健康食品として現在は食材として出回っています。
そのため、幼虫の間は人間の体を健康してくれますが、成虫になると健康を害してくれるので、処分してください。
セイヨウミツバチは、毒性のミツバチ。
消化器系の障害が起こる可能性があります。
以前は食用として食べられていたセイヨウミツバチですが、食べた人たちが喉に痛みがると訴える人が続出。
加熱しても粉末にしても、毒性は消えないそうなので要注意。
ツチハンミョウから発する体液は、皮膚につくと水膨れになります。
ツチハンミョウだけでなく、アオカミキリモドキも間違って食べてしまった場合
- 吐き気
- 血嘔吐
- 腹痛
- 流産
という症状が出ます。
妊娠中だと本当に危険ですし、仮に妊娠していなくても子宮内出血を起こす可能性もあるのだとか。
最悪、死に至る場合もあるので要注意。
マメハンミョウは、猛毒を体液に含みます。
アオカミキリモドキも同じ症状が出ますが、触るだけでやけど状態に。
少しの量を摂取するだけで、致死量に至るので注意。
- 吐き気
- 嘔吐
- 腹痛
- 下痢
などの症状が出たら危険。
ヒアリは水に入れただけで、その水の中にいる魚が死ぬほど強力な毒を持っています。
しかし、ヒアリを食べる民族もいるとの情報もあります。
体に免疫を持っているのか、なんらかの処理が行われているとは思いますが、通常は絶対に食べないようにしましょう。
腐肉食性の虫
- イエバエ
- ゴキブリ
マダガスカルゴキブリなどはたんぱく質が豊富と言われていますが、基本的にゴキブリなどの腐肉食性の虫は内臓を取り除くなどしないと危険。
食べると食中毒になります。
それだけでなく、毒素で中毒をおこす危険性も。
ゴキブリは意外と凄い栄養価を持ってはいるので、食す場合はなにかしらの処理をした状態を頂いて下さい。
鮮度の低い虫
昆虫も魚と同じように鮮度が命。
業者さんだとすぐに処理が行われているはずですが、素人の場合は昆虫を採ったらすぐに食べるか、何らかの処理を施しておくことが重要です。
苦い虫
食べて苦いと思ったら、弱い毒を持っているかも。
- テントウムシ
- カブトムシ
- ツマグロヒョウモン
- ブドウスカシクロバ
- セスジスズメ
- ベニスズメ
- ハンミョウ
- ヨコヅナサシガメ
昆虫食がお勧めできない人
- 甲殻類アレルギー
- 軟体動物アレルギー
- ダニアレルギー
昆虫は固い甲羅で身を守っている虫が多く、それらは全て甲殻類です。
エビを食べてアレルギーを発症する人はやめておきましょう。
また、イカやタコを食べてアレルギーを発症するのが、軟体動物アレルギー。
さらにダニアレルギーの人も、要注意。
昆虫食について、こちらで詳しくまとめています!
まとめ
うちは家族全員何かしらのアレルギーを持っています。
ほぼ全員花粉症やダニ、猫アレルギー、軟体動物アレルギーなどを持っているので、うちの家族は誰も昆虫食が食べられない、ということ。
嬉しいのか残念なのか(笑)
うちは誰も昆虫食には手を出せないけど、昆虫食に興味がある人は、上記の虫たちには注意してチャレンジしてみて下さいね!
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